3月22日 "Messenger for Toyosu"
朝のんびり起床。
ホテルの食事したあと、十一時に豊洲へ着く。

現場の取り付け作業は簡単だろうと思っていたが、一度置いてみたら、真ん中が盛り上がっていて、削り、接着をやり直す。二時ごろまでかかる出来映えはいいんじゃないか。

それから代官山でフォーラムでの展覧会の打ち合わせ。
急いでまた豊洲に戻り、接着剤の仕上げ、そして関係者で夕食。建築家、デベロッパー、アーティスト達と清水さん、中国の北京美術館の館長も入りしばし歓談。しかしホテルに帰る頃にはまた腹が空いたので、近所のベローチェでまずいパンを食べてやっと寝る。けっこう酔っぱらっていた。
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3月11日 "Bigger HD for MDD"
このごろ、メインマシンのPower Mac G4(MDD)のパフォーマンスががくっと落ちて、レインボーカーソルが回りっぱなしになることが多くなった。メインの150GBハードディスクの残りが20GBほどしかない(もう一台250GBをスレーブで積んで写真データはこっちに入れている)。このところ、InDesign、Golive9,Office2008など大物ソフトを入れたり、写真の加工やコピーが多く、しかもtifの無圧縮などをガンガンコピーしてデスクトップに置いていたので、がくんと残り少なくなってきたのだ。とりあえず、先日ディスクの修復とフラグメント解消をTech Tool Proでかけながら(まるまる一日かかる)すぐに、ATA100/500GB/7400rpmのハードディスクをネットで注文しておいた。そろそろ6年目でいつ吹っ飛ぶか心配だし。それにしてもハードディスクは安くなったものだ。
そして、きょう、発注していたハードディスクがもう届いたので、メインのディスクを復元コピーし、500に移し替える。firewireかなんかでつなげばあっという間なのだろうが、内部のATAで接続したせいか、これも延々と12時間はかかった。

ディスク増設は簡単だ。ケーブルを差したり抜いたりするだけで良い。5分で終わる。新しいディスクは容量が大きいだけ大きなファイルを扱うとき、フォトショップなどの作業の時にはもう少し早くなると期待する。元の150GBはATA66の方に接続しておいて緊急用に使おう。今年、OSXを 10.4に上げたし、メインのマシンとして全く不自由していないので、MDDには、もうしばらく頑張ってもらおう。
でも、先日、miniを手放し、サブのiBookG3/700が10.3どまりで、海外出張のメールのチェックは良いとしても、プレゼンや講演会の時にパワーポイントを使うには、物足りなくなってきた(このごろはメモリースティック一本でOKだが)。それにケーブルやら電源アダプターまで持って歩くのはこたえる。
私の機内持ち込みバックには、このiBook setのほか、iPodとMinolta A1が、その電源アダプター達と一緒に入っている。ほかにダイアリーと機内で読む本などを入れていくと、いつも15kgぐらいになってしまうことがある。
冬にエジンバラに行ったときには、外付けの500Gハードディスクに10.4のシステムとデータ丸ごとコピーして持っていった。エジンバラではこどもたちのminiを横取りして、外付けで起動して使っていたのだ。これだけでもだいぶん楽だった。でも今後、長期にオーストリアに行くとなるとそうはいかない。そろそろ別のラップトップが必要だ。
この間出た、MAacBook/blackを候補にしていたのだが、実機を見てその貧弱さに失望した。それでいま実は、こっそりと、軽さとデザインの良さからMacBook Air/SSDをねらっているのだが、それがべらぼうに高い。手が出ない。
しばらくiBookG3でガマンかな...。
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3月9日 "Nice Food"
夕方、蘭子さんが肉まんを持ってきてくれた。これがまたとびっきりおいしい。
先日、協会主催の中国新年会を企画し、メニューを何にしようか、といったときに、私はすぐさま、肉まん!と言った。
15年ほど前に友人の三浦家で料理教室が開かれ、私とケイトが出たのだが、そのとき蘭子さんがお姉さんと二人で作ったのが、肉まんだった。そのときの味が忘れなくて、今回是非肉まんをメニューに入れてくださいと懇願した。当日、私はイギリス出発の準備のため、残念ながら会には出席できなかったので、この肉まんが食べられなかったのだけが心残りだった、といつか彼女に言っていたら、今日作ったので、と買い物帰りに作ったばかりの温かい肉まんをうちに届けてくれたのだ。感激!
某有名中華料理店の飲茶フルコースに出てくるような、けばっとした色気はないが、とてもシンプルでストレート。手作りの皮がもちっとして食感もよく味わいがあるし、中の豚肉も嫌みがない。これぞ、ほんものの肉まん。これなら何十コでも食べられる。蘭子さんありがとう!また食べたい...。
私は、決して美食家ではないし、グルメでもない。夜ごはんは納豆かけて食べることも多いし、安かろうが高かろうが、たいがい好き嫌いはないのだ。でも、おいしいものはやはり大好き。
私のまだ50年に満たない人生の中で、忘れられない食べ物というのが二つある。敢えて言っておくが、私はけっこういろいろなものを食べている。ヨーロッパでも、アジアでも、とにかく旅行先では何でも食べた。大概のものは口にしている。ホテルオークラのフレンチ、グルメ・フルコースというのも食べた。サルの脳ミソやラクダの目玉はまだだけど。
酒だって、ワインの銘柄は当てられないものの、マッコイ、シュトゥルムからシュナプス、スコットランドではスコッチウィスキー工場巡り(グレン・ファークラスや、グレン・フィディックなどなど(スコッチのことなら私に聞いてくれと言いたい)、
そのなかでも、個人的に記憶に残っているのは、南フランスのトマトのシャーベットやハギス、レバノンのマグロの稚魚などだが、そのなかでも、これを食べないと死にきれないと言うものが私には二つある。
それはまず、エジプトはカイロの某レストランのチキンのグリル。ケイトの友達に連れて行ってもらったカイロ郊外の広々としたレストランで食べた、見るからに何の変哲もない、チキンをグリルしたもの。これがチキンなの!!コペルニクス的転回と言っても良い味です。ただのバーベキューチキン。塩とこしょうのみ。食べた人じゃないと分からないと思う。
もうひとつは気仙沼の釜揚げシラスです。これは私が小さい頃、ほかほかの釜揚げしらすを天秤で売り歩いていて、升で量って売ってくれる。それをごはんにのっけて、しょうゆをかけて食べる。これが忘れられない。いつも気仙沼の市場にいるいとこに送ってくれと頼むけれど、あれはあげたてじゃなきゃだめだよと、送ってくれない。一年のうち食べられるシーズンは1,2週間しかない。
私はこの二つを食べないと死ねないのです。
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3月8日 "Ukishima Blog is Back!"
ブログの復活。
サーバー元のLHS事務局にブログが出来ないと文句を言っていたら、きょう連絡があり、なんやかやだが、とにかく復活させたというメール。サイトを開いてみればデータが以前のものそのまま戻ったのでほっとした。
展覧会の案内状のためのイメージを送るのに手間どって、石の作業は出来なかった。これから盛岡に行く。
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盛岡ではまず、県民会館に岩大卒展を見に行く。公会堂アートショウの時にとっても手伝ってくれた晶子ちゃんから案内が来ていたのでこれは行かなきゃと思って、彼女の作品を見に行った。ちょうど彼女がいてしばし歓談。
ショウの打ち上げの時、みんなに感化されてか、卒業したらイタリアに行って勉強するぞと言っていたので、どうなったかなと思いきや、芸大の大学院に受かったのでイタリアではなくとりあえず東京に行くと言っていた。
会場では近藤先生や川口さんとも会う。それにしても中国の留学生達はすごい仕事をする。日本の学生とは一桁も二桁もエネルギーが違うんだなこれが。荒削り、しかしエネルギーたっぷり!今頃の若い者は...なんて言う気はさらさら無いけれど、やっぱり、作品を見ると差は歴然としている。もっと頑張って欲しい。
そんな状況を見せつけられると改めて今の日本の若い人たちは何に興味を持っているのかと考える。何を面白いと思っているのだろう。単に今の人は中身がないけれどまとめが上手だとか、情報過多の環境のせいで自分自身の位置が相対化しているとか、奥手だとかと、そんなことではなくて、確かに才能ある人材は(すごく面白いストーリーの)漫画を描いていたり、IT関係に行ったりと、美術にはこないのかもしれない。
今の国公立大学は学科の点がそこそこ良ければ入れるので、特段、絵がうまい、立体のセンスがいいというだけでは国公立大学に入れない。一方、私立は学費が高いし。東京芸大はちまちましてプライドだけが高い閉塞感が漂っている。力のある人間は野球選手かサッカーでもやっているんだろうか。
世界的に美術のマーケットが過熱気味とも言える活況を呈している現在、若い作家がどんどん青田買いされ、さっさと消耗されていくものの、でも、一攫千金の夢がないわけではない。だから中国などは国を挙げてアートを、中国の作家を売り出している。そうすると、若い人間達ももちろん可能性のある方向へ流れて行くのだ。
それから、アイーナに行って、先日申請したパスポートを受け取り、歯医者へ。約一時間ちょっと。こないだ歯根を治療したところの歯形を取り、仮の歯をかぶせる。治療中に何度も山田さんと熊谷さんから交互に電話が入った。レントゲン室に入り、いざ、歯の写真をというときに熊谷さん絡まず電話が来た。放射線よけの鉛の前掛けをかけながら、話す。盛岡を出る前にインターネットにアップした、展覧会用リーフレットのためのイメージデータが破損して開けなかったので、あとでやっぱりCDで送ってくれと言うことだった。
それから、歯医者のイスに座って、ウィーンと持ち上がったところで、今度は山田さんから電話が来た。山田さんは小品の件で、いまお客さんが事務所に来ていて、いろいろ作品を見てもらったところ、私の三角の作品を気に入ってくれたがこれだと下が広くて台座が大きくなりすぎる。できれば70cm位の窓の作品をゆずってほしいが在庫であるかということだった。相手は有名な設計事務所の方で、某有名大学の学生会館の竣工記念品に彫刻を半年探して歩いていたが、気に入ったものが見つからず、今日私の作品を見て、一目で気に入ったという。でも、予算がないけれどもなんとか欲しいと言うことだった。いつものパターンだな。山田さんは、でも次がありますよ、と良いお客さんだから、と言って、ぜひ今回だけなんとかしてください、と、早く削ってしまいたいと私の隣で道具を持って待っている先生と助手の女の人を横目に、イスの上で携帯の電話している私に言われても困るのよね。でも、そんなに作品をそんなに気に入ってくれたらのなら、まあなんでもいいかなと承諾。
夜は田村宅で岩手町国際交流協会事務局打ち合わせ。年度末が迫って理事会、総会の季節、また、私は一年の半分日本にいないので、事務局機能を分担するため、集まった。二時間ほどで切り上げてうちに帰った。
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3月6日 "Got Over Jet lag"
昨日風呂に入って早めに寝たせいか、七時には目が覚める。目が覚めたと言うより何となくうつらうつら、寝た気がしなかった。半ば覚醒していた気分だ。やっと時差ボケが抜けたかな。
九時には金沢工場へ行って作業を始めた。windowの外側にコヤスケをかけて仕上げ、センター部分の窓の穴開け、ホールソーでの作業。今日ほぼ窓部分は終了。あと、斜めの部分を何個か開けるだけ。あす、turbulant(舟)も終わらせて、昼までにはスタジオに運び込みたい。明日は午後から盛岡に行かなくては。
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3月4日 "Jet lag"
なんとか力を振り絞って昼前に起きる。時差ボケか、まだ直らない。
午後に金沢工場で切れた石のスミ入れとまたカット。windowの方はほぼ形がでた。明日はホールソーで中の窓を切り抜く。shipのカットも頼む。夜、蘭子さんから長電話。おしゃべりする。
熊谷さんからヒルサイドフォーラムでの展覧会の、ケイト作品の中庭設置について承諾されたという連絡。床の強度が焦点だったが、すでに強化されているので問題ないそうだ。ただし、池に展示する私の舟はくれぐれもステンのみでサビが出ないようにしてくれと言う、以前やはり池の中に展示した作品のビス一本から池全面にサビが付いて大事になったらしい。
村上春樹「アフターダーク」を読み終える。
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3月1日 "Golden Compass- Phillipe Pullman
あさ、歯医者に行くのに八時半に目覚ましをかけ一度は起きたが、気がついたときは十時だった..。二十分ほど遅刻したが、二時間の治療。メタルを削り取って神経腔の掃除に歯茎の切開とけっこう大治療だったが、眠くて半分ぼけていたのであまり痛みは感じなかった、今日は。すぐに長瀬の事務所に向かって、公会堂アートショウ2007のカタログの打ち合わせ、写真選び。
ジュンク堂でぶらついてからラーメン食って、フォーラムで「ライラの冒険」と「4分間のピアニスト」を見た。封切り前から見たくて見たくて仕方なかった「ライラ..」だったが、ストーリーはケイト達から聞いていたように中途半端だった。でもいろいろなシーンは本を読んで想像していた通りかそれ以上で大満足。とくに、pantherbearの決闘シーンは良かったかな。
「4..」はすごく良かった!とても充実した二時間だった。これについてはまたあとで書きたい。
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