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うきしま

浮島日記

その48

西暦2004年(平成16年)

4

文中、たまに敬称略で失礼!


4月30日(金曜日)「ゴールデンウィーク始まる」の巻
テラスに古いソファを出して、夕涼み?送仙山を見ながら、ワインとビール、とジュース。今年のゴールデンウィークはうちでのんびり仕事。(HK)
風邪を撃退しようとせっせと薬を飲む潮音。あまり苦いので、レモンCC割り。
4月27日(火曜日)「モダンってなに?」の巻
森アートセンターで「モダンってなに」展のプレスオープニング。潮音の看病で徹夜明けの目をこすりこすり、ケイトが日帰りで出かける。岩手はとてもいい天気だったが、東京はひどい荒れ模様だと本人曰く。この机の上に散乱しているゴミは、同展プレスリリース資料と本人のメモ!六本木ヒルズから白金台に行く道すがら、MOMA展のカタログを入れた紙袋の底が抜け、道路に飛び散ったらしい...。これでは来週のジャパンタイムズに記事が書けないと、本人はボヤいていた。(後日、MAMからカタログと乾いたプレスリリースが宅急便で届く)同展はカタログを見る限り、かなり見応えがある。MOMA修理に合わせて借り出した作品の数々、これくらいまとまって観る機会はそうないだろう。(HK)
4月26日(月曜日)「小学三年生自転車免許」の巻
きょうは、先週土曜日の授業参観日、振り替え休日で小学校はお休み。先週交通安全教室を終え、潮音の同級生、小学校三年生はみんな自転車免許皆伝。4人で浮島を駆け回る。けれども、夜中二時頃、潮音の風邪が急に悪化し、声帯閉塞を起こし呼吸困難になり、慌てて坂井医院に駆け込む。薬で落ち着かせる。昼はあんなに元気だったのに...。(HK)
4月25日(日曜日)「名残雪」の巻
朝から雪がふる。さすがに春の雪、すぐに消えてしまった。淡い緑と雪の白の取り合わせがとてもきれいだ。(HK)
4月24日(土曜日)「二日酔い」の巻
完璧な二日酔い、朝飯抜き、12時5分前、チェックアウトタイムぎりぎりでふらふらとホテル脱出。もうろうとしながら舞良さんの個展を見に銀座に行く。せっかくだから資生堂ギャラリーも見ておこうと銀座通りを必死に歩いていると、アップルストアに見慣れた後ろ姿を発見、八木さんだった。八木さんと会うも数年ぶりだ。近くの喫茶店で世間話をしているうちに少しづつ酔いが醒める。彼に聞いて、成田武羅さんと岡本君の展覧会も見に行く。成田さんはパリで22年活動していた人で、リンダブルンのシンポジウムには日本人初参加。ドイツの秋山さんやオーストリアの中島さんたちと同級生(武蔵美)で、日本近代石彫作家の第一世代だ。彫刻シンポジウム運動の第一世代でもある。しばし、オーストリアの懐かしい話をする。亡くなってしばらく経つ新妻さんを筆頭に(彼が芸大学生時代に初めて石彫抽象作品を始める)、山口牧生や水井康雄、高橋清、木村賢太郎など、この世代は日本近代抽象彫刻の流れを形成した立て役者たちだ。明治から大正にかけて、私の永遠のヒーローである萩原守衛や高村光太郎たちが、西欧近代美術の理解と吸収消化する事に人生のロマンと情熱のすべて注ぎ込んだように、この新しい世代は裸一貫で世界に飛び出し、世界と一対一の真剣勝負するサムライたちだった。自分たちが飛び込んだ国の国籍を取った人たちも多い。何十年もニューヨークやパリで多くの人々に囲まれ飲んだくれていても、彼らの心は常に孤独で、大海の荒波に揉まれる一艘の小舟に乗っていたかのごときだ。巌流島に向かう武蔵のように。僕らの世代の世界とのスタンスはだいぶん変わっている。これだけ気軽に海外に出られて、海外での仕事の機会も多いと、隣人としての「おつきあい」感覚とでもいうのだろうか。我々に、もはや悲壮感は存在しない。バブルの勢いもあってか、大学出ると即作家として成立してしまう経済基盤があったモンだから、変に作家意識が弱い(強い)のかもしれない。しかし、私(の世代)ももはや中堅、フレッシュな新人でもなく、しかしまだマスターでもない。岡本君のような華々しい経歴はないが多少の社会的基盤がある。でも今こそ、周りの都合だけに振り回されずに自分と世界を冷静に見つめて仕事を深める好い期間なのだろう。アルミンもアントンも自分の仕事を大切にしている。帰りの新幹線の中、二日酔いぼけの頭で考える。(HK)
そのころ、ケイトたちは浮島小学校の授業参観とPTA総会、先生の歓送迎会に出席。潮音と絵美理がずっとお世話になった山本先生が転勤になった。先生に記念品贈呈する潮音とはるひ君。(HK)
4月23日(金曜日)「アルミン・グエリアーノ、アントン真鍋二人展」の巻
オーストリア大使館で、オーストリアの友人アルミンが展覧会をするという連絡をもらい、10年ぶりの再会に、はるばる上京。1995年のオーストリア、リンダブルン・シンポジウムでアートディレクターを務めた時、彫刻家の彼の兄、トーマス・ホーケともども大変世話になり、ウィーンはもとよりケルントンの彼の実家(お城を持っている)まで遊びに行ったり、ウィーン・ジャズフェスティバルに行ったりと、とても楽しく過ごした(遊んだ)。今回は、日光に住んでいる彼の学友アントンとの二人展。夫婦そろって仲良く来日。(写真右からハーゼンビッヒラー文化担当官、アントン真鍋、そしてアルミン)(HK)
午後早くからアルミン夫婦と日本酒を飲みはじめる。まだ見てないというので、森アートセンターの「クサマトリクス展」に行き、ANの作品を見せ、大使館近くのカフェ「Windsor」でアントンたちと合流し、まずビール。オープニングは赤ワインを戴き、打ち上げに小岡さんたちと「Monsoon」でまたまたビール、帰り際に、どこだか忘れたけど、アントン夫婦と、どっかのバーに入ってカンパイカンパイと威勢良くウォッカ何杯か飲む。ホテルに付いたのは3時過ぎ、で撃沈。楽しかった...。(HK)
アンちゃんが来日。私とちょうど東京駅ですれ違ったかもしれない。おみやげ満載と、大好きなおばあちゃんに久しぶりに会えて絵美理はニコニコです。(HK)
4月21日(水曜日)「初ハエ」の巻
毎日、展覧会に向けて制作中。ふと、今年一匹目のハエを捕まえる。春が近いのだ。(HK)
4月18日(日曜日)「力丸一家が遊びに来る」の巻
久しぶりにジュンナさんとイボ、ユウキ君が来る(もちろん力丸先生も)。さんざんシャンペン飲んだあと、酔い覚ましに送り仙のふもとを散歩。ボビーもついてきた。(右後ろ遠方に我が家が見える)。二人とも、とても優秀なダンサーだが、今は八戸の教室で若手の指導に力を入れているそうだ。いつか立体とダンスで、コラボレーションしたいものだ。(HK)
4月17日(土曜日)「二台のiBook」の巻
潮音と絵美理以外、みんな完全に二日酔い。潮音はゲーム、ジムはちょっと仕事。八幡平の温泉に行く。(HK)
彼の作品をiBookで見せてもらう。テレビに出力しようとしたら、私のアダプターが使えず、私のiBookにデータをコピーして改めて観た。彼は昔鉄を使った抽象彫刻が中心だったが、アバディーン美術大学の彫刻主任教官になってから、もっぱら光と映像が中心。今回の旅も、アートカウンシルからグラント(助成金)をもらう。世界中を周り、「光と空間」をテーマに調査するという。これまでにアメリカとオーストラリア、ニュージーランドを回る。(HK)
4月16日(金曜日)「ジムと一緒に、イニアスの個展オープニングに行く」の巻
20年来の友人、ジム・バックリーがうちに遊びに来るというので、家族みんなで盛岡駅に出迎え。町に繰り出し、鮨を食う。そのあと「ギャラリー・ラ・ヴィ」での「イニアス・ワイルダー」の個展オープニングに行く。右はイニアス、左がジム。(HK)
いつもにこやか、ミチミさんカナコさんカズエさん。イニアスの作品の前で。
ひとみさんと岡田君に遊んでもらう絵美理と潮音。(長谷川氏撮影)
4月15日(木曜日)「シナモンがキジを捕まえる」の巻
庭でシナモンがキジを捕まえる。どうも羽を怪我していたらしく飛べなかったようだ。息も絶え絶えで、絵美理はとても心配そう。病院に連れて行きたがったが、手遅れなので、シナモンとボビーの晩飯になった。(HK)
4月12日(月曜日)「ピロリ菌退治その二」の巻
先月の投薬後、ピロリ菌再検査の結果が今日出るので、県立病院に聞きに行く。結果は反応0%、完全に退治出来たらしい。これで30年来の胃病十二指腸潰瘍ともおさらば!もう病院に行かなくても、薬も飲まなくても良いという先生のお言葉。嘘のような本当の話。気持ちが軽くなる。(HK)
4月11日(日曜日)「イースター・サンデー(復活祭)」の巻
今日はイースター・サンデー。勿論ヨーロッパ中は大騒ぎ、特にドイツ・オーストリア圏では、クリスマス並みのお休みホリデーとなる。うちではせいぜい細々とチョコエッグを食べるくらいかな。スコットランドからアンちゃんが送ってくれました。ほかにケイトがケーキとごちそうを作る。今日は昼からシャロンたちが来る。(HK)
シャロンが持ってきたパン生地で、バニー・コンテスト(ネズミではありません)。ウサギのパンを焼きました。みんなの自分の自信作。左からレネ,絵美理、ザーラ。(HK)
イースターエッグのペイント。
イースターエッグ転がし大会。今年はレネの優勝!
4月9日(金曜日)「南郷村へ」の巻
今日は南郷村役場で村長らにモニュメントのプレゼンをする。特に問題もなく?予定通り、今年の夏にはこの場所に設置される事になった。この作品、軽いけど結構デカい。工事の進行状況はどうですかと現場監督に聞いたら、遅れているのが普通なのに、今年は雪が少ないので、予定より早く終わっちゃう、と嬉しい誤算。この南郷村、ジャズフェスティバルが有名で毎年夏には凄いメンバーが集まる。見に来たい、でもぼくらは家族そろってシリアにも行きたいのだが、行けるかな?(HK)
4月8日(木曜日)「模型できあがる」の巻
明日は青森へ出かける。南郷村図書館モニュメントの打合せ。ケイトはずっとこの一週間、模型の準備に追われていた。今夜、やっと模型ができあがる。この嬉しそうな顔。(HK)
私が納屋から見つけた40年前のマッサージ用バイブレーター。結構ポピュラーで、特に潮音がお気に入りのようだ。ケイトとマッサージごっこ。(HK)
4月7日(水曜日)「潮音の散髪する」の巻
やっと春休みもおしまい。昨日から学校が始まった。見れば潮音の髪はぼさぼさ!慌てて髪を切る。私は相変わらず、腰が痛くてスタジオで仕事が出来ない!仙台への往復運転が良くなかったかな。寝たり起きたり。でも、このくらいはへっちゃらさ。(HK)
4月4日(日曜日)「浮島に帰る」の巻
今日は待ちに待ったプール自由開放の日。二人は午後2時間ほどプールで知り合った友達と楽しく遊んだようだ。見てください、この満足そうな顔。夕方、三人でのんびり浮島に帰る。(HK)
4月2日(金曜日)「春休み一日コース」の巻
午前中の水泳教室が終わってすぐ、潮音、直也、絵美理と私の四人で「仙台東宝劇場」に「ドラえもん」を見に行く。600席の大劇場に観客は100人前後、なんと贅沢な。この開放感と大音響、やはり映画は映画館で見るに限る!(HK)
次は「仙台市科学館」。現代的かつ開放的な建築に。かなり魅力的な内容と洒落たディスプレイが盛りだくさん。ここは一日居ても飽きない。盛岡の科学館と比べると雲泥の差だ、悲しいかな、でも、これは予算の違いなのかな。
そして夕方、帰り足で、朝のうちに予約を入れておいた、うちの近所の、いつも行っている「シローの店・長命ヶ丘店」で、絵美理の髪を軽くカットしてもらう、つもりが、念には念を入れて、一時間半かかった。絵美理は「女の子の時間」をずっと楽しんでいた様子です。(私もついでに切ってもらいました)(HK)
帰ってみると、ゲームキューブでみんな大騒ぎ!左から、絵美理、潮音、貴文、雅俊、直也、そして美緒。(HK)
4月1日(木曜日)「直也来る」の巻
仙台に行ってみると、いとこの直也が来ていて、彼のゲームキューブを持ってきた。三人で「マリオパーティ」。
母が布団敷く傍ら、今度はゲームボーイだ。(HK)

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