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うきしま

浮島日記

その43

西暦2003年(平成15年)

11

文中、たまに敬称略で失礼!


11月30日(日曜日)「いわて郷土芸能発表会」の巻
東北新幹線いわて沼宮内駅一周年記念。きょうはまる一日郷土芸能発表会。浮島剣舞浮島小学校生徒と父兄ほぼ全員参加の大イベントとなりました。(HK)
お友達のお母さんたちに着付けを手伝ってもらう絵美理。
全員集合。(HK)
11月29日(土曜日)「アートロード完成」の巻
今日はいわて沼宮内新幹線駅開業一周年。ついでにアートロードの完成披露式、除幕式が行われました。やっと、仕事が終わり、見てください、にこやかな我々!(HK)
朝、作品に最後の磨きをかける、実は高所恐怖症のケイト。
出来た作品はこんな感じです。どうかな?
「はちや」前のケイトの作品。「いわてレッドデータブック」。
岩手の希少野生動物をテーマにしています。
「シナモン」が駅前にいます。
明地の「カモシカ」。なかなかカッコいい。
三角石の上に立つ「ウサギ」。
ほっとしている、私、明地、絵美理とケイト。
作家による作品説明。私の下手なおしゃべりを、みんな根気よく黙って聞いていてくれました。ふつうは評論家か学芸員がするもんです、こんな事。
振り返れば、時間との競争だった今回のアートロード・プロジェクト、限られた時間の中で、わたしが、自分のデザイン決定過程にかけるための時間をいかに作り出すか、というのが切実な問題だった。ポケットパーク三カ所のデザイン、作品説明銘板の作文などを含めてあまりに雑用が多すぎる。決定的に時間が無かった...。仙台一高はまるまる一年かかったし、弘前駅前は三ヶ月。今回このプロジェクト、作品5点を二ヶ月弱で完成させたのは奇跡的。明地もケイトも、準備模型制作のため半年以上休みなし。死にそう!今回手伝ってくれた、優秀な若手アシスタント諸氏は朝から晩まで本当によく動いてくれたし、発注元となった岩手町建設課もこれまでになく、(ほぼ歴史的なといえるくらいの速さで)役所としては非常に良く動いてくれた。天候にも恵まれた。作品設置の時などは、風もなく温暖な、これ以上望めないくらいの絶好の接着日和が続いた。滑り込みセーフで仕事に間に合った道具材料も数知れない。石を吊るためのシャックル(継ぎ金具)が、前日になって、見つからない!とクレーン屋に言われ、慌てて知り合いの道具屋に駆け込み、夕方発注し、翌朝、仙台から届いたばかりの荷物を彼が現場に持って駆け込んできてくれたこともあった。天運には恵まれた。ひたすらみんなに感謝。本当にありがとう!自分の内面的な日常的作品制作と違い、どうでも良い馬鹿げた地元の政治家の戯言や他人の勝手な都合にいつもひっかき回されながらも、しかし、今の社会に本当に必要不可欠なものを提供しているのだという希望、また、自己満足でしかないかもしれない「アート」を守るために、自らすべてをコーディネートしていかなければならないパブリックアートの仕事は、こんなこと日常茶飯事(時間も金も足りない)なので、いまさら文句や愚痴はない!しかも30年近くこんな綱渡りを続けていると、逆に、この「瀬戸際の緊張感」がクセになる。(HK)
11月29日(土曜日)「絵美理のバースデー・パーティ」の巻
除幕式から、我々はとって返して、うちで絵美理のバースデーパーティをしました。ゲストは、浮島小学校の女の子全員とほか数名、計16名のキッズ。(HK)
きょうはチョコレートケーキでした。
盛岡から斉藤さん、沼宮内から斉藤さんが来ました。(彼らは親子ではありません...念のため。)
お父さん二人組、森君と私。人生いろいろだなあ。あつし君も同感のようです。
(HK)
11月28日(金曜日)「アートロード・ベンチつける」の巻
明日はアートロード彫刻除幕式。ポケットパークに、やっと間に合った、ベンチ(クリ)と作品説明プレートを取り付けた。これでアートロード、また、ほぼ完成。(HK)
11月27日(木曜日)「絵美理の誕生日」の巻
今日は絵美理の誕生日。お友達とのバースデーパーティは土曜日、今夜は家族で水入らず。ケイトの作ったケーキをおなかいっぱい食べる。(HK)
11月26日(水曜日)「ボビーとネズミ」の巻
ボビーがまたネズミを捕ってきて(もて)遊んでいる。(HK)
11月25日(火曜日)「後かたづけする」の巻
朝から雨。ダンプ十台ほどの砕石を仕事場に敷いて、次の仕事の準備。それとアトリエ内の片づけに着手。はやいとこ、来年1月13日からの仙台晩翠画廊での個展の準備に取りかからねば!(HK)
11月24日(月曜日)「3D」の巻
午後から盛岡フォーラムで「スパイキッズ3D」を観る。懐かしい、赤青メガネでの飛び出す立体映像を、たっぷり楽しんだ。帰りに、最近出来た、盛岡の六本木ヒルズといわれる?イオンシティで回転寿司を食べて浮島に帰る。(HK)
朝、高橋商店の人たちが来て芝生を張ってくれた。
11月23日(日曜日)「にんじんケーキ作る」の巻
ひさびさのまともなお休み日曜日。絵美理のリクエストで、ケイトが「にんじんケーキ」作りました。午後の紅茶でいただきました。(HK)
朝、八戸建設が基礎の埋め戻し、明日、芝生を張るための砂を敷きました。
11月21日(金曜日)「アートロード作品設置四回目、完成間近!」の巻
彫刻設置四回目。きょうはシンボルモニュメント羽の組立。柱を取り囲むように二枚の羽が並びます。だいたいこれでモニュメント完成目前!(HK)
モルタルを敷いて、しっかり接着していきます。
カーブを直しているケイト。
ケイト、真下、高家が、最終的に形を整えています。
駅ビルの出入り口に、明地のシナモンを置く高家。
仕事の後は、地元の町の寿司屋で、もちろん盛大に打ち上げーパーティ!しまいは「カズ」で盛り上がる。私はここから先、覚えていませんでした。みんな、ほんとうにおつかれさん!!(HK)
11月20日(木曜日)「アートロード作品設置三回目」の巻
彫刻設置三回目。まずノウサギから。
次にカモシカの取り付け。(HK)
ケイトの作った小動物を壁に、はめ込んで固定しているところ。
11月19日(水曜日)「アートロード作品設置二回目」の巻
彫刻設置二回目。きょうはシンボルモニュメントの本体の組立です。写真は最後の四段目の取り付けしているところ。(HK)
アンカーを穴に差し込んでいくところ。
11月18日(火曜日)「アートロード制作中〜その六」の巻
菅野、ステンレスアンカーの接着。(HK)
明地、カモシカ制作中。
11月17日(月曜日)「アートロード制作中〜その五」の巻
ステンレスアンカー取付のためドリルで穴彫り。
11月13日(木曜日)「アートロード作品設置一回目」の巻
いよいよ今日は作品設置の第一回目。シンボル・モニュメント一段目の黒御影石設置、それと各ポケットパークの台座設置を行いました。今日のお仕事、10tの石、よっつでした。(HK)
シンボルモニュメントの第一段目。さすがスウェーデン!重かった。ピカピカに磨かれた下の方に彫られている文字、なんだか分かりますか?今回このプロジェクトの制作に携わった金沢石材と浮島彫刻の名前、そしてアシスタントのみんなの名前、署名です。この部分、もうすでにコンクリート漬けにされたので、このモニュメントが壊れるまで、もう見る事が出来ません。
ウサギちゃんの台座のつり上げと、写真家ケイトの自画像です。
浮島スタジオでの積み込み風景。
カモシカの台座を北上川沿いに設置。
ウサギちゃんの台座セット完了です。上は電線と電話線。クレーンのブームとの差、数センチ。大更運送きっての名オペレーター遠藤さんの腕で、見事に軟着陸。
ケイトの動物引き出し作品。道路の真ん中で立てた。直径50mmのステンレスアンカーを大ハンマーで下から打ち込んでいるところ。
赤い誘導指示棒を持って、玉木の交通整理。さまになっていた!
頼もしいスタッフの面々。左から、菅野、明地、ケイト、私、玉木、真下、石屋の職人さん二人と高家。
11月12日(水曜日)「浮島小学校見学会」の巻
浮島小学校全生徒24人と先生3人が見学に来訪。アートロード・プロジェクトの説明をする私。
...。
コウモリをみんなで触ってます。落とすなよ!(HK)
11月12日(水曜日)「アートロード制作中〜その四」の巻
作品転倒防止のため、長さ1m直径50mmのステンレスアンカーを本体に接着してから基礎に差し込む。その取り付け用の穴を、大型削岩機を使って横から、真下と玉木で二人がかりで開ける。重労働。よく見ると、ドリルの向こうにもう一人座ってます。ちゃんと水平に穴があいているか、菅野がチェックしてるんです。
磨き、磨き、ひたすら磨きの、菅野
スタジオ作業風景
小動物作品取り付け用ピン穴開ける、真下
11月11日(火曜日)「アートロード制作中〜その三」の巻
ケイトと一枝。雨の中、テント張って二段目最後の磨き。(HK)
夜、冷雨の中、磨きは続く。
ネームプレートはめ込み用溝彫りする、高家
モグラ仕上げ、ケイト。
11月9日(月曜日)「アートロード制作中〜その二」の巻
カモシカと絵美理とシナモンと?(玉木です)
「砂糖に群がるアリ」状態で仕事してます。玉木、片桐、一枝。
11月7日(土曜日)「サンマのハンバーグ」の巻
一枝さんプレゼントの大船渡から直送サンマ30匹を、お袋が朝からとりかかって叩き、ハンバーグにしました。そう、今夜の食事会はサンマ大特集!
乾杯。盛岡から森君も参加して、前祝い。よく見ると、みんな、箸にサンマぶら下げてます。
仲良しの一枝と絵美理とボビー。
シーシャを吸う、玉木君。この煙は、怪しい者ではありません!
11月5日(木曜日)「アートロード制作特集」の巻
きょうは、追い込みに入っている「アートロード・プロジェクト」の作業状況をご覧に入れます。メインのシンボル・モニュメントは4段積み高さ8m。ほかに動物の彫刻ポケットパーク4カ所。現在、朝5時から夜8時まで浮島スタジオはフル稼働、いつも作業中。締め切りは25日!死にそうだ!!(HK)
柱の一番上に乗る三段目の石。ダイヤモンドのカッターで、作品の形を整えていく。左から高家、菅野、真下たち。
夜のカット作業。
玉木と一枝
整形が終わり、磨きの準備のため、赤鉛筆で印を付ける。左から、真下、菅野、高家たち。
夜のお仕事中、一枝。
モグラ、モモンガなどの小動物を彫るケイト。
最後のデザイン会議。波紋の形を決めています。
片桐、一枝、玉木
お昼に食べ過ぎて、お腹が痛いのではありません。微妙な波の形を彫っている玉木。これは二段目です。
波紋をきれいに磨くため、機械で磨くのをやめて、手磨きする高家。
工場でピカピカにできあがった柱の第一段目、世界的第一級品、スウェーデンの黒御影石10tを贅沢に使用。
金沢石材工場での作業。柱の両側に並ぶ翼の整形。
ほぼ、できあがったシナモンとウサギ。
彫刻の形を丁寧に仕上げていくのに、このごろ明地はもっぱら、カモシカを前に熟考中。絵美理曰く、「明地さんも彫刻みたい!」

うきしま

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