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うきしま
浮島日記
その10

西暦2001年(平成13年)
2月
文中、敬称略で失礼!
なお、一応、本文の日本語版は片桐、英語版はケイトが担当しています(写真は同じ)

2月27日(火曜日)「レモンジュース」の巻

sean_squeeze.02.jpg 潮音がレモンを搾っています。夕食のチキン・フライにかけるものです。ビタミンたっぷりのレモンジュースで早くお母さんの風邪をなおして、元気になってもらおう!な〜んてことは考えたのかどうか...。(HK)

2月25日(日曜日)「下倉スキーに行く」の巻

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一緒に行こうと森君と約束して楽しみにしていたんだけど、天気が崩れそうだったので、絵美理と2人だけで「下倉スキー場」に出掛ける。道中、雪がしんしんと降っていたが、着いてみたら青空!ラッキーだった。で、2時頃まで滑る。絵美理のシュテーム・ボーゲンも板に付いてきた(写真左)。絵美理の大好きなラーメン食べて帰ってきた(写真中)。下倉いいよと森君に薦められていってみたけど、子供向きだし、空いてるし、言うことない!今度は潮音をここのスキー教室に入れよう!でも、今日、八幡平リゾートの身売りが決まった。あっちもいいスキー場なのに岩手山の噴火騒動が尾を引いている。そのうち行ってみよう。夜、潮音と2人で晩飯を作る(写真右)。ケイトがいよいよ風邪でダウン!(HK)

2月22日(金曜日)「展覧会オープニングに行く」の巻

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萬鉄五郎記念美術館(東和町)で「シリーズ8/岩手の現代作家展」のオープニング・パーティがあって、出掛ける。金曜日の二時なので、子どもを置いてけず、私ひとりで出向いた。出品作家によるギャラリー・トークなどがあって、夕方、みんなで飲みに出掛ける。久々に楽しくのんびりみんなと飲めた。(写真左:左から百瀬氏、出品作家のひとりの本田さん、写真右はおなじみの桂さんに、一枝ちゃん、そして岡田君、ほかに平沢くんや近藤さんも居た)結局また久保屋に泊まる(写真右)。(HK)

2月21日(水曜日)「ケイトの大理石」の巻

kt_mill.02.jpg 一方、ケイトは日夜、全身まっ白けになって大理石と格闘中(写真)。今週は多少岩手も暖かくなってきたんだけど、まだまだ。おかげで風邪をぶり返し気味。今まで、2人とも白黒赤と御影石を使ってきたけど、ケイトの作品はデリケートで(?)大理石の白がよく似合うようだ。大理石と言えば、世界中でもやっぱり、イタリアのカラーラでとれるカラーラ・ビアンコが一番。その透き通るような白は「深窓の処女の肌」の色のようだ、と誰かが言ったとか言わないとか。(HK)

2月20日(火曜日)「胃カメラの日」の巻

diet.1.jpg 年に一度の胃の検査。胃カメラを飲まされる。朝八時三十分に来るように言われて、結局三時間以上じっと待たされ、検査を全部終えたのはもう十二時過ぎだった!なんでこう日本の公立病院はいっつも、待たせるのだ?!内視鏡の待合室では総勢8人がえんえんと待っていた。いくら俺がヒマでも、病院で待ち続けるのには、いつも頭に来る!なんとかしろ!!! と、文句を言ってたら、医者の強いすすめで、おまえは太りすぎだからと、栄養士との食事指導を受けた方がいい、というので、もう病院なんか来たくもなかったのに、面会相談の約束をさせられた、。翌21日、しぶしぶ行ってみたら、これが、若くてきれいなお姉さんだった!1時間ほど個室でじっくり(食)生活の指導を受ける...。これなら喜んでダイエットでもなんでもします!(HK)

2月19日(月曜日)「ひな祭り人形を飾る」の巻

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もういくつ寝ると....。じゃなくて、これは、明かりをつけましょ、ぼんぼりに、です。今夜、うちではお雛様を茶箱から出して飾り付けをしました。みんな真剣そのもの!「顔に素手で触らないように!」とケイトが注意しています。シナモンも心配そう!(写真左2番目)。この雛人形は私の塩竃(しおがま)ばあさんが、うちのお袋が子どもの時に買ってあげた年代もんです。私の幼年時代にも、もちろん飾られていて、おかげで男雛の刀がくにゃくにゃに曲がってます!(写真右2番)。でも、この雛人形、昨今の「弓月」と顔の表情が違い、何となく品があって、私は好きなんです。(ついでに部屋の模様替えもしました)。子どもたちは大喜びでした。私のトレーナーに2人で入ってかけずり回っていました。(HK) 

2月18日(日曜日)「安比にスキーに行く+漢字の宿題」の巻

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さあて、仕事も一段落!今日は天気も良く「スキー日和」ということで安比高原に出掛ける。雪質も良く、ほとんどさらさら。人出はまあまあかな。リフトも並んですぐに乗れる。天国天国!今日は第一リフト近辺で滑った。絵美理がボーゲンでひょうひょうとどこでもついてくるのに感心。潮音はリフトが怖くて、下の方でゆっくりと遊ぶ。ケイトと交替で絵美理を連れてリフトに乗って滑った。初めはナーバスだったケイトもスキーを25年ぶりに満喫。来週は八幡平、そして下倉網張雫石、西岳と、これから春まで近隣のスキー場回りをしようと思っている!地元の特権なのです!(HK)
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帰ってきて、パジャマに着替えて学校の宿題をしています(写真)。ケイトが手伝っているのではなく、これは絵美理の漢字の宿題を一緒に勉強しているところです。絵美理の厳しいチェックが時々入る...。(写真右)。(HK)

2月17日(土曜日)「快適な田舎暮らしフォーラム/山形村で」の巻

yamagata.08.jpg 東北の最後の楽園と呼ばれている山形村。日本東北の豊かな自然と農村風景がいまだに残っている。今日はそこの「快適な田舎暮らしフォーラム」に講師としてケイトと2人で招かれる。私が基調講演をしたあと、近隣のグループのいろいろな活動発表が行われ、元気なおばさんたちを中心に「田舎はいいぞ!」と盛り上がる。本当は土曜日で絵美理の学校があったんだけれど、置いてく訳にいかず、なくなく休ませて潮音と一緒に連れていく。フォーラムの開催中、コーディネーター役の若松さんの、奥さんが一緒に遊んでくれた。ありがとう!圧雪の雪道を1時間以上かけていった山の中、100万本はあるという白樺林が白い雪景色の中、とても印象的できれいだった。(HK)

2月15日(木曜日)「代官山」の巻

susi03_setting.03.jpg めでたく完成、記念写真(写真:左から内装工事の担当の人(名前聞くの忘れた)、俺、デザイナーの塩見さん、ケイト、友情出演で手伝いに来てくれた彫刻家の八木さん、デザイン事務所の女の子(名前忘れた))。子どもたちを浮島に来て手伝ってくれていたお袋に頼んで、14日の夜11時に浮島をレンタカーで出発。朝の9時過ぎに予定通り代官山に到着。11時の開店までに運び込み、取り付け終えた。疲れた。昼はみんなですし屋の定食を食べながら乾杯。その足でフランス大使館のキャロラインのところに荷物と車を片づけて、女性たちは夜のパーティの準備でショッピング。私は途中ではぐれて六本木をぶらぶら、本やなぞ回る。キャロラインとゲールの自宅での誕生パーティが始まり、しんしんと夜は更けていくのでした。(HK)

2月13日(火曜日)「ケイトの大理石」の巻

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ケイトの個人宅に置く作品の仕事が決まり、材料となるイタリア産大理石が金沢さんちの機械に乗って切り始めた(写真左)。でも、俺の方がせっぱ詰まってきて、磨き職人ケイトがいよいよ登場(写真右)。悔しいけど、石の磨きについては俺より確実にうまい!わたしは完璧主義者のくせになぜか性急な性格で、釣りなんかに向いてないように、石の磨きもなんとなく、かったるい、めんどくさい!と思ってしまう。だから私の磨きはムラが多い。でも、女性は根本的に男性と精神構造が違うようで、こういう仕事を丁寧に出来る(人もいる)傾向のようだ...。しっとりとした仕上げになるんです。(HK)

2月11日(日曜日)「腰痛」の巻

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朝9時から8時頃までぶっ通しの石磨き(写真左)。おかげで夜はごはんをたべるとバタンキュウーなのだ(右)。絵美理が腰のマッサージでもしてくれるととてもうれしいのだが、これはマグロのように死んでいる私の上に、タダ乗っかって遊んでいるだけです!20年持病の椎間板ヘルニアも以前は5年に一度入院沙汰になっていたもんだが、七尾シンポジウム(1994)以来、このところ落ち着いている。でも、ちょっと怪しいなと思ったときにはすぐ近所でハリを打ってもらうことにしている。カイロプラクティック、ハンドパワー、温泉療法、梅田カイロ、ダイエットなど、様々試したが、結局ひどくなる前に、愛情のこもったマッサージが一番なのです!(HK)

2月10日(土曜日)「ちょっと一息、三連休」の巻

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絵美理は朝から、スキーの練習(写真左)。楽しくてしょうがないみたい。昼に、トラクターに乗って、近所の畠山のおじいさんがいつもの回覧板を持ってきた(写真中)。80近いのに、元気いっぱい。ぼくらはいつも、米みそ野菜、みんなお世話になっている。健全な岩手県農家の鏡です。午後は渡辺徹の結婚式に盛岡に行く(写真右は記念の「銀河高原ビール(ネーム入り)」)。渡辺君は石仕事の道具やさん「タナベ」の息子で、各石屋を御用聞きに毎週回っている。うちでも岩手に移ってから10年来ずっとお世話になってるのだ。テーブルでは西根町や玉山村の近所の石屋さんたちと一緒で、内容は忘れたが、でもとにかく盛り上がって楽しい祝宴だった?!(HK)

2月9日(金曜日)「浮島小学校安比スキー教室」の巻

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絵美理は、今週に入って風邪を引いてしまった。でも、とても楽しみにしていた「スキー教室」までにはどうにかこうにか回復。丸一日、安比高原でスキーを満喫したようだ。ボーゲンで曲がれるようになったそうだ!(写真左:絵美理は左下はし)。浮島ではそのころ、東北電力が電線の掛け替え工事。まるでコアラが木に登っているようです(写真右)。5月に「ホーム。スイートホーム」の撮影のため1本移動したのを、全面的に道路側に移動するのだ。全部で15本ほど電柱が新しくなった。早く「燃料電池」時代にならないかな!(HK)

2月9日(金曜日)「徹夜仕事・その二」の巻

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岩手は記録的な寒波が続く。
だいたい形が出来た。あとは磨くだけ。(HK)

2月8日(木曜日)「潮音の参観日」の巻

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今日は川口保育所の参観日。午前中は運動発表、跳び箱に縄跳び(写真左)。お昼の様子を見る(写真中)。うちでは好き嫌いが激しく、ひと苦労なのに、ほうれん草でもブロッコリーでも、保育所のご飯はきれいに残さず食べるらしい。身体だけは、年長さんのクラスの中でも一番大きい潮音だが、生後10ヶ月から入っていた保育所生活もまだあと一年だ。すぐケイトと一緒に帰ってきた。(HK)

2月6日(火曜日)「徹夜仕事のはじまり!」の巻

susi03_stone.09.jpg きのう、代官山XEXエントランスに入れる最後の作品デザインが決まったので、さっそく、沼宮内(ぬまくない)の金澤石材に出掛け石探し。すぐ、ちょうど良い石を見つけたので、急ぐからと言って頼んで、すぐに機械で切ってもらった(写真)。作品は15日に納めることになっている(ほとんどミッション・インポッシブルだ)。これから、毎日徹夜だ。午後には借りたトラックでスタジオ入りし、さっそくスミ入れした。金澤さんとは、いわてにうつりすむまえからのつきあいで、彼ら(金澤兄弟)が居たからこっち(岩手)来たようなもんだ。岩手の石彫シンポジウムを30年近く手伝い、彫刻家の扱いには慣れている。1/10の模型をあげて、適当に作っておいてね、と言っても、ちゃんとつくっておいてくれる、今すぐ!と言っても、他の石をおろして優先してくれる、一緒に徹夜で仕事してくれる、請求書はこっちから頼まないと書かない、たまった借金の請求はしない!などなど、わたしたちには神様のような人たちです!でも、一昨年の冬にお兄さんの方が作業中に氷で滑って、頭を打って意識不明の入院、半年近く経っても意識が戻らない。だめかな、と思っていたら、奇跡的に回復し、多少の後遺症は残ったものの、直って退院。今日久しぶりにあって話が出来た。「もうこの世じゃ、会えねえと思ってだのに」と言ってお互い笑ったけど、うれしかった。(HK)

2月5日(月曜日)「浮島将棋聖戦」の巻

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東京から戻ってちょっと一息。このところ絵美理の学校で将棋がはやっていて、ちょうど来たおじいちゃんとiBookで一戦交える(写真)。みんなで知恵を絞るが、絵美理は早々に飽きてどっかへ行って、最後までやっていたのは結局、私とおじいちゃんでありました!さて、どっちが勝ったでしょう?(HK)

2月4日(日曜日)「バージ・インでプールをやった」の巻

ひさびさにシャーロットとゲリーのところで一日過ごす。日曜なので昼からワインにビール。ところで、彼らはライブハウスをあちこちに開いてる。恵比寿の「What's The Dickens!」が有名かな。六本木には「Cars」、浜松町に「Town Cryer」、そして成田に「Berge Inn」、今、大阪にも一軒作ってる。かれはもともと絵描きで、内装デザインと製作をすべて自分でやってしまう!凝りに凝ったものが多い。もちろん来るバンドもご機嫌だ。かれはなんと言っても、ウェールズの出身なんだから、ひと味違う。長い週末だった。帰りの新幹線ではぐっすり寝てた。(HK)

2月3日(土曜日)「イッセイ・ミヤケのバーゲンセール行く」の巻

検閲により非公開! susi02_xex.07.jpg
フランス大使館のマーティンとアンドレイに招待されて、夕食をごちそうになる。ちんぷんかんぷんのフランス語を聞いていると酔いの回りも早い。もちろん泊まりはいつものキャロラインとゲールの所だが、翌日の今日、パーティの連中と、みんなでイッセイ・ミヤケのバーゲンセールに出掛ける。う〜ん、安いんだけど高いなあ。私はシャツを何枚か、でも、ケイトは3,000円のコートを見つけた!(写真左)。いい根性してるよ。女たちはさらに、ヨージ・ヤマモトのセールへと車を飛ばしていったが、われわれはの仕事の打ち合わせで、代官山XEXのオープンしたてのイタリアンへ行く。ここのナポリの連中は鼻歌混じりで、昼から元気も良く、俺を見ると「ミケランジェロ!」と言って来る。ナポリ製のピザ窯(写真右)で焼いたピザも結構いける。でも、打ち合わせ相手のデザイナー塩見さんを待つこと3時間!やっと作品の話を決めてから、彼の事務所の麻布十番「Deluxe」へ。ついでに、そこで現代アートの展覧会を見に行ったら、ちょうどマークとアストリッドにばったり。2人とも建築家。まあ、世間話に話が弾んだ。でも6時近くになったので、あわててスカイライナーに飛び乗って、成田へ。シャーロットとゲリーの所に泊まりに行く。(HK)

2月1日(木曜日)「アルプス電気のマイクロドライ・プリンターMD5500のインクカセットが消えた日」の巻

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うちのマックが入ったその日から愛用のプリンター、アルプス電気のMD2000(写真左:もちろん現役)。作品カタログの自主製作が目的で始まったマックライフもかれこれもう6年目。その間このプリンターを修理に出した回数は知れず!ひどいときは3ヶ月ごとだった。印刷がきれいで好評、とにかく使いまくったのだが、機械が耐えきれず、たびたびヘッドが吹っ飛んだ。はるばる神奈川に送っていたプリンター修理が実は玉山村の工場でされていたという事実を知るまで、そう長くはかからなかった。なんだすぐ近くじゃないか、と。かくして、アルプス電気の人たちとのおつきあいが始まった。4台目のMDはついに5500になり(写真右)、そろそろA3機をと期待して待っていたのに、エプソンとキャノンに押されてか、ついに一般市場から撤退。もう、このユニークなMDプリンターに会えなくなる。でも、今日必要なインクのカセットを買いに盛岡中探したが、ない!ないじゃないか!早すぎる!で、直接、玉山のアルプスの大河原さんと宮川さんのとこに行って、何組か緊急に譲ってもらった。ありがたや。でも、この業界最近特に新陳代謝が早くて困るのだ。消費者の需要に合わせると言っては、モデルチェンジばかりする家電やパソコン。いいモノをいつまでも末永く「愛用」したいのに出来ない。これでいいのか、みんな!私は悲しい.......?(HK)


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